ファクタリングを装った闇金業者の手口・見分け方を徹底解説!

ファクタリングを装った闇金業者の手口・見分け方を徹底解説!

資金調達の方法として利用者も増えているファクタリング。

そんなファクタリングはファクタリング会社が提供していますが、実は中には闇金業者も存在しており、資金調達をしたはずが大きなトラブルに発展するおそれもあります。

そこで今回は、

  • 闇金業者がファクタリングを提供している理由
  • 闇金業者の手口
  • 闇金業者の見極め方

について解説していきます。

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ファクタリングは法律で認められている資金調達方法である

ファクタリングは法律で認められている資金調達方法である
前提として覚えておいてほしいのが、ファクタリングは法律でも認められた資金調達方法であるということです。

そのためファクタリング会社=違法な営業を行っている闇金・悪徳業者というわけではありません。

あくまで一部のファクタリングを提供している会社がファクタリングを利用して悪事を働いているだけなので、安全なファクタリング会社を利用すれば問題なく合法行為として資金調達ができますよ。

ファクタリング業界には闇金業者も存在しているのはなぜ?

ファクタリング業界には闇金業者も存在しているのはなぜ?
ファクタリング業界に闇金業者が存在しているのは、ファクタリングは貸金業のように登録が必要なく自由にファクタリングサービスを提供できるためです。

闇金業者といえば貸金業をイメージする方もいるでしょうが、貸金業を営むためには貸金業登録を行い貸金業法を順守したサービスを提供しなければいけません。
もし無登録で営業をすると闇金とみなされて摘発されてしまいます。

対してファクタリングでは登録などが必要ありません。
また法律も整備されておらず、手数料などの上限もありません。
そのため闇金業者が活動しやすい環境ができており、闇金業者がファクタリングと偽って融資を行うといったケースが増えているのです。

闇金業者によるファクタリングの手口

闇金業者によるファクタリングの手口
闇金業者が提供するファクタリングを利用すると、次のような被害に遭う恐れがあります。

  • 高額な手数料を請求される
  • 売掛金が回収できなかったときに支払いを求められる
  • 売掛金を担保にした融資

手口を知っておけば闇金業者かどうかを見極めやすくなるので確認していきましょう。

高額な手数料を請求する

ファクタリングでは貸金業のように金利の上限が決まっていません。

闇金業者はそれを利用して、高額な手数料を請求してくることが多いです。

ファクタリングでは2社間ファクタリングなら10~30%ほど、3社間ファクタリングなら3~10%ほどの手数料になるのが一般的です。

ですが闇金業者の場合、50%など他のファクタリング会社よりも明らかに高い手数料を請求してくることがあります。

売掛金が回収できなかった時にその責任を利用者に負わせる

ファクタリング会社では売掛先から売掛金が確実に支払われるかを審査しており、売掛金を買い取ってから万が一支払いが行われなかった場合でも利用者側は責任を負う必要はありません。

ですが闇金業者の場合は売掛金が支払われなかった時には利用者が代わりに支払いをしなければならないケースが多いです。

中にはそのことを利用して未払いが考えられる売掛金を買い取り、違法な取り立てをしたり利息を課すといった悪徳業者も存在しています。

売掛金を担保に貸付を行う

ファクタリングは売掛金を買い取っているのであって、融資を受けているわけではありません。
そのためファクタリング会社は貸金業登録を行う必要もありません。

ですが闇金業者の場合、ファクタリングを謳っておきながら実際には融資を行うことも珍しくありません。

ファクタリング会社に対して支払いを行った後に債権が自社に戻ってくるような場合、それは売掛金を担保にした融資ということになります。

ファクタリング会社が闇金業者でないかを見抜くポイント

ファクタリング会社が闇金業者でないかを見抜くポイント
安全にファクタリングで資金調達をするためには、ファクタリング会社を利用する前にその会社が闇金業者ではないかを見極めることが大切です。

闇金業者は次のポイントから見抜ける可能性があるので、利用前に必ず確認しましょう。

  • 手数料が高すぎない/低すぎないか
  • 償還請求権なしの契約か
  • 見積書や契約書を提示してくれるか
  • 公式サイトがあるか
  • 審査はあるか

手数料が高すぎないか/安すぎないか

他のファクタリング会社に比べて明らかに高い手数料を設定している場合、その会社は闇金業者の可能性があります。

また他の会社よりも手数料が低すぎる業者に関しても、後からさまざまな名目で費用を追加していき、結果高額な手数料を取ってくる可能性があります。

手数料が安い業者を使いたい気持ちも十分にわかりますが、相場の範囲内に収まる業者を選ぶようにしてください。

償還請求権なしの契約かどうか

ファクタリングでは売掛先が倒産するなどで売掛金が回収できなかった時に買い戻しを求める権利(償還請求権)は認められていません。

ですが闇金業者では償還請求権ありの契約を結ぶことも多いです。

償還請求権ありの契約を進めてくる会社は闇金業者の可能性が非常に高いので、利用は避けましょう。

見積書や契約書を提示してくれるか

ファクタリングの契約を行う時には口頭ではなく、きちんと契約書を発行し、また契約前には見積書などを使って契約の説明をしてもらえます。

対して闇金業者の場合は違法な契約を行うため、できるだけ証拠を残さないために契約書や見積書を発行してくれないことが多いです。

ですが契約書などを無しに契約を結んでしまうと、後から最初の条件と違うとなったときに訴え出ることができなくなり、利用者側が不利になってしまいます。

もし契約書や見積書を発行してくれない・発行を渋られるようであれば、その業者の利用は避けましょう。

公式サイトがあるか/情報量は多いか

闇金業者は自社の情報を開示したくないため、公式サイトを作っていない、もしくは作っていても会社の情報などが一切書かれていないことが多いです。

対して健全な営業を行っているファクタリング会社の場合、自社を信頼してもらい詳しいサービスの情報などが確認できるように、公式サイトがあり運営会社の情報についても詳しく明記するのが一般的です。

そのため公式サイトがない・情報量が少ない場合、その会社は闇金業者の可能性が高くなるのです。

また情報量が少ないと思ったようなサービスを利用できない可能性もあるため、利用を避けることをおすすめします。

審査はきちんと行われているか

ファクタリング会社では審査を行い、売掛先からきちんと売掛金が支払われるかを判断しています。

誰でも利用できることは絶対になく、売掛先の信用などによっては利用を断られます。

そのため審査通過率100%を謳っているようなファクタリング会社は闇金業者である可能性が非常に高いです。

また「審査なし」などを謳っている会社も闇金業者と考えていいでしょう。

闇金業者のファクタリングを利用してしまったらどうしたらいいの?

闇金業者のファクタリングを利用してしまったらどうしたらいいの?
闇金業者かどうかを事前に見抜き安全なファクタリング会社を使うのが一番ですが、中には契約をしてから「闇金業者かもしれない」と気づくケースも少なくありません。

もし闇金業者かもしれないと疑ったり、利用してから闇金業者だったと思ったら、すぐに以下の機関に相談をしてください。

  • 警察
  • 金融庁の金融サービス利用者相談室
  • 日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センター
  • 消費者ホットライン
  • 弁護士

これらの機関に相談をすれば被害を防いだりそれ以上被害が拡大する事態を防げます。

万が一利用してしまった後だとお金を返してもらうのは難しい可能性もありますが、一人で抱え込むのではなくすぐに相談をするようにしてください。

まとめ:ファクタリング会社の中には闇金業者も…安全なファクタリング会社で資金調達を!

まとめ:ファクタリング会社の中には闇金業者も…安全なファクタリング会社で資金調達を!
今回紹介してきたように、残念ながらファクタリング会社の中には闇金業者もあり、資金調達をしているはずがさまざまな被害に遭う可能性も0ではありません。

  • 手数料が高い/低い
  • 償還請求権ありの契約を行う
  • 審査がない

これらの特徴に当てはまるファクタリング会社は闇金業者が運営している可能性が考えられます。

安全に資金調達を行うためにも、闇金業者ではないことをしっかりと見極めたうえでファクタリングを申し込むようにしてください。