ファクタリングアプリのメリットとデメリット!選び方も解説

ファクタリングアプリのメリットとデメリット!選び方も解説

ファクタリングアプリはスマホアプリで手軽に利用できるファクタリングサービスです。

スマホだけで手続きできるため従来のファクタリングの代わりにならないか注目が集まっています。

そこで今回はファクタリングアプリのメリット・デメリットについて解説します。

WEBサイトから利用できるファクタリングとのサービス内容の違いや、アプリの選び方ついてもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
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ファクタリングアプリとは?

ファクタリングアプリとは?
ファクタリングアプリとはスマホアプリから利用することを前提に作られたファクタリングサービスのことです。
従来のファクタリングが行っていた資金提供サービスの中でニーズの高いものをカバーし、さらにアプリ固有の機能を提供しています。

2社間ファクタリングはもちろん、対応するアプリは少数ですが3社間ファクタリングも利用可能です。
独自機能としては提出書類の作成をサポートするアプリと連携できるものがあります。

様々な面で適切に簡略化されており、スマホの狭い画面でも使いにくさを感じることはありません。

AIが発達したおかげで、これまで人の手が欠かせなかった審査などの業務の自動化が進んでいます。
ファクタリングアプリはこれからさらに利便性が高くなり、多くの資金需要に応えるでしょう。

ファクタリングアプリのメリット

ファクタリングアプリのメリット
ファクタリングアプリには従来の資金調達サービスには無かった様々なメリットがあります。
ファクタリングアプリについて、より詳しく知るために魅力的なメリットを確認しましょう。
従来のファクタリングサービスから乗り換えるべきか判断する際に参考になります。

1万円から利用できる

ファクタリングアプリは1万円から利用できるため、ちょっとした資金不足や、少額ゆえに支払い期間を先延ばしした債権の現金化に役立ちます。

少額の売掛債権は資金不足に対応するには力不足なため、従来のファクタリングでは無視されがちでしたが、アプリ版は1万円から利用できるものがあるため、今まで眠っていた債権を有効活用できるでしょう。

少額でも振込スピードは変わらないので他のファクタリングサービスと同じ感覚で使えます。
活用できる資金を1円でも増やしたい人と相性がいいでしょう。
資金の回転を早めて事業を大きくするのに貢献してくれます。

全ての手続きがインターネットで完結する

ファクタリングでは審査が行われる前に対面による相談が行われ、そこで債権が売却できるかどうかや、簡単な見積もりを出すのが普通です。
こうすることで取引中に意図しないトラブルが起きにくくなります。

ファクタリングアプリでは、これらの手続きを省略することでインターネットだけで契約ができるようになっています。
ファクタリング会社が遠くて対面による相談がやりにくかったケースや、そもそも近くにファクタリング会社の営業所がなくてサービスをあきらめていたケースでも、アプリ版のファクタリングなら問題ありません。
地方の事業者も申し込めます。

インターネット完結のファクタリングというと、対面でのサービスに比べてサポートが弱いように感じますが、アプリの機能を使ってチャット感覚で相談できるものもあるので安心です。

他のアプリと連携できる

ファクタリングアプリは他のアプリと連携できるため、より便利になっています。

例えばインボイスの手続きや書類作成を助けてくれるアプリと連携して、ファクタリングできそうな売掛債権を評価してくれます。
ファクタリング用に調整された専門のAIを利用しているので精度が高く、面倒な設定は不要です。

資金が不足したらファクタリングアプリを開いて売却できそうな債権を簡単に与信評価してもらえます。
適当な債権が見つかれば審査に落ちる不安を感じることなく申し込めるでしょう。
ファクタリングの敷居がこれまでよりも大幅に低くなっています。

スマホやタブレットで手軽に契約できる

インターネットにつながっているスマホやタブレットから、いつでも申し込めます。
仕事で他県に出張していても、資金不足を予想したらすぐにファクタリングを使って対処できるでしょう。

事業者はいつどこで資金が必要になるか分かりません。
常に持ち歩いているスマホで資金を調達できれば心強いです。

スマホアプリにはクラウドに記録している帳簿からデータを取得し、取引履歴や資金の運用状況を確認できるものもあります。
そういったアプリを利用しながらファクタリングアプリを使えば、より効果的な資金繰りができるでしょう。

資金のやりくりに頭を四六時中頭を悩ませているなら、ファクタリングアプリが助けになります。

書類の提出が簡単にできる

時間のかかる書類の作成と提出が簡単にできます。
契約に必要な書類が揃ったら、スマホで1枚ずつ撮影して、アプリから画像を送信するだけです。

これまでのファクタリングはシンプルなものでも書類を撮影またはスキャンして、メールに画像を添付して送信する必要がありました。
メールで送る場合は画像だけを送るわけにはいかず、形式的ながらビジネスマナーに従った文章を書く必要があるので、苦手な人は面倒に感じていました。

ファクタリングアプリなら撮影したらアプリに読み込んで送信ボタンをタップするだけで手続き完了です。

ファクタリングアプリのデメリットと注意点

ファクタリングアプリのデメリットと注意点
様々なメリットがあるファクタリングアプリですが、人によっては利用したことを後悔したり、上手く使えないこともあります。
これから紹介するファクタリングアプリの注意点を確認して、効果的に活用できるようにしましょう。

選択肢が限られている

ファクタリングアプリは従来の資金提供サービスと比べて知名度が低く、これからのファクタリングのため利用できる種類が限られています。
WEBサイトで提供されているファクタリングが数十社あるのに対して、アプリでは18社ほどです。

サービスが少ないため目的に合ったファクタリングが選べない場合があるでしょう。
競合他社がいないために、ファクタリングの種類によっては従来のものよりも手数料が高く受取額が少なくなるケースもあるようです。

ファクタリングアプリを利用するなら手数料が高いといった、不利な条件を提示していないか忘れずに確認してください。

在籍確認を求められることがある

ファクタリングアプリには債権買取タイプ以外にも給料ファクタリングと呼ばれる種類のものがあります。
給料ファクタリングは次に受け取る給料を前借するような資金提供サービスなのですが、その実態は貸付であるため利用に際して在籍確認が行われます。

在籍確認とはファクタリング会社が利用者の勤め先に電話をして、会社に所属していることを確かめることです。
カードローンを利用したことがある人ならお馴染みですが、在籍確認をされると会社の同僚に事業のことが知られる可能性があります。

給料ファクタリングは売掛債権を買い取る方式のファクタリングとは別物なので、混同しないよう注意しましょう。

取引相手の顔を確認できない

全ての手続きをインターネットで行うため、ファクタリング会社の担当スタッフと顔を合わせることがありません。
個人事業主でも100万円を超える金額が動くことがあるにもかかわらず、取引する相手がどんな人間か分からないのは不安が残るでしょう。
人によっては本当に事業実態があるのか疑問に思っても不思議ではありません。

利用者の不安を解消するために、アプリによってはLINEやZoomを使ったビデオチャット相談に対応しているものもあります。
顔を見える取引を好む場合は、こういった配慮をしてくれるファクタリングアプリがおすすめです。

審査に時間がかかることも

アプリから利用できるファクタリングの多くは審査スピードが早く、従来のものに比べて短時間で入金してくれます。
これはファクタリングアプリの審査の一部をAIが行っているからで、人が目視で行うよりも極めて短時間で特定の審査を処理してくれます。

しかし、AIには弱点があります。
学習させたデータとマッチする申し込み内容に関しては、AIは正確かつ迅速に処理するのですが、申し込み内容がこれまで学習したデータと適合しないと途端に不適切な処理をします。
そのため、AIの処理結果を確認する段階でエラーが生じると審査を見直す必要があるので、人が全て処理した場合よりも時間がかかります。

ファクタリングアプリが利用するAIは各社で共通または同じようなアルゴリズムを使っているので、アプリの種類を変えても同じように審査が遅れる可能性があり、注意が必要です。

即日で資金を受け取れないことがある

ファクタリングアプリは手続きや審査にかかる時間が短いため、即日で資金を受け取れる可能性が高いです。
利用する事業者も迅速な入金を期待していることが多いでしょう。
しかし、取引内容によっては予想以上に時間がかかることもあります。

2社間ファクタリングは入金スピードが早いことで知られていますが、売掛先の支払い能力が低い場合や、支払いが遅れた記録があるとファクタリング会社に警戒されて審査に時間がかかります。

また、3社間ファクタリングを選ぶと即日で資金を受け取るのはどんなケースでも難しいです。

3社間ファクタリングを利用できるサービスが少ない

一般的なファクタリングサービスでは2社間と3社間のうち都合のいい形式を選べますが、アプリでは2社間しか選べないものが多く、ファクタリングの自由度が低いです。

ファクタリングアプリで3社間ファクタリングを選べない理由は、ネット完結の取引と相性が悪いためです。
3社間ファクタリングでは売掛先とファクタリング会社が直接会って、売掛債権の存在や売掛先の支払い能力を確かめる必要があります。
さらに売掛先と新たな支払いに関する契約も結びます。
いずれも直接会わないと行えない手続きです。

3社間ファクタリングは手数料が安いメリットがあるため好む人も多いですが、ファクタリングアプリの2社間における手数料も十分に安いです。
手数料の額で不満に感じることはないでしょう。

ファクタリングアプリの選び方!どんなアプリがおすすめか?

ファクタリングアプリの選び方!どんなアプリがおすすめか?
ファクタリングアプリの種類は少ないですが、それでもアプリごとに優劣があるため選び方を間違えると損をすることもあります。
より質の高いアプリを利用できるように、選べるポイントを紹介しましょう。
安くサービスが充実しているアプリを見つけるのに役立ちます。

手数料が安い

WEBで提供しているファクタリングよりも人件費を削減しているので、安い手数料でサービスが受けられます。
手数料を比較して少しでも安いアプリを使いましょう。

2社間ファクタリングは入金スピードが早いものの、手数料が高いため使い勝手が今一つと言われることが多いです。
しかし、ファクタリングアプリは安くて入金スピードが早い魅力的なサービスになっています。

2社間ファクタリングにおける手数料をWEB版とアプリ版で比較してみましょう。
WEB版の相場は10%~30%です。
個人事業主の場合は審査が厳しくなるため、20%以下で利用できるケースは多くありません。
これに対してアプリ版の手数料は2%~8%です。
WEB版に比べて半分以下の手数料となっているため、お得感があります。

ファクタリングアプリを選ぶなら手数料は上記の範囲に収まるものを探してください。

入金スピードが早い

入金スピードが早いことはファクタリングアプリの強みのひとつです。
選ぶなら申し込んだその日に入金してくれるアプリがおすすめです。

カードローンなど、入金スピードを自慢にしている資金提供サービスはいくつかありますが、それらと比較してもファクタリングアプリは短時間で資金を渡してくれます。

ファクタリングアプリは2社間ファクタリングが基本なので、多くのケースで即日入金が可能です。
急な資金需要にも十分対応できるでしょう。
未回収の売掛債権を数多く持つ事業者なら、いつでも引き出せる銀行口座を持っているような感覚で使える場合もあります。

ただし、条件次第では振込が遅れることもあります。
提出した書類に誤りがある場合や、債権の信頼性が低い場合は審査に落ちたり、審査時間が長くなるので即日入金が難しくなるでしょう。

迅速な入金を期待するなら、書類を提出する前に内容に不備がないか確認し、少しでも信頼性の高い債権を選ぶようにしてください。

多くの端末で利用できる

1つでも多くの端末で使えるファクタリングアプリのほうが利便性が高いです。
職業によっては頻繁に交換することもあります。
そんな時、アプリが様々な端末に対応していれば機種選びに影響しません。
最低でもAndroid端末とiPhoneに対応したアプリを選びましょう。

スマホの画面が小さくなると使いにくくなったり、タブレットで使うと動きが鈍くなるアプリもあるので注意してください。

大手が提供している知名度の高いアプリほど数多くの端末に対応している傾向があるので、迷ったら利用者の多いアプリを試してください。

データの共有が簡単にできる

仕事場や自宅にいる場合はパソコンを使って資金繰りに関するデータを見たい場合があります。
また、外でもスマホより大画面がタブレットを利用したい場面があるでしょう。
そんな時のために複数のデバイスでファクタリングに関するデータを共有できるアプリを選んでください。

スマホで契約したファクタリングが妥当な選択だったか正確に判断するには、様々なデータやグラフを見る必要があります。
パソコンとデータ共有できれば、スマホの契約をパソコンで分析できるので、より効果的なファクタリングが可能になるでしょう。

ファクタリングアプリのよくある質問

ファクタリングアプリのよくある質問
ここからはファクタリングアプリを使った事業者がよくする質問を紹介します。
ファクタリングアプリに興味を持った事業者が、どんなところに疑問を感じたのか確認しましょう。
ファクタリングアプリについて知識を深めたり、認識を改めるのに役立ちます。

個人事業主でも利用できますか?

個人事業主でも問題なく利用できます。
WEBから利用できるファクタリングよりも最低利用額が低く、1万円程度から申し込めるので個人事業主でも使いやすいです。

個人事業主がファクタリングをするうえで大きな壁になる審査も、アプリ版なら深刻な障壁にはなりません。
とくにファクタリング会社にとってリスクの少ない少額利用は審査難易度が比較的緩いと言われているため、より個人事業主向けです。

2社間ファクタリングは個人事業主には厳しい印象がありますが、ファクタリングアプリでは心配無用です。
経費を抑えて運営しているので、WEBで提供しているファクタリングよりもリスクに強いです。
WEBサイトのファクタリングで審査落ちした経験がある事業者様こそアプリ版ファクタリングをお試しください。

取引先に知られずファクタリングできますか?

2社間ファクタリングが中心なアプリは取引先に知られることなくファクタリングができます。
日本ではファクタリングが一般的ではないため、売掛債権を売却されると買掛先に不信感を抱く企業もあるため、取引先に知られずにファクタリングすることを望む事業者が少なくありません。

従来のファクタリングでは2社間ファクタリングは審査に落ちやすく、手数料が高い欠点がありましたが、アプリではこれらの欠点が解消されているので使いやすいでしょう。

債権譲渡登記についてもファクタリングアプリは取引先に債権の譲渡が知られにくいシステムを採用しているので安心です。
2重譲渡のリスクを犯すことなく、秘匿性の高いファクタリングができます。

取引先の機嫌を損ねずに資金調達ができるでしょう。

債権譲渡登記は必要ですか?

2社間ファクタリングでは債権譲渡登記をするのが常識ですが、ファクタリングアプリでは不要です。

債権譲渡登記をすると売掛債権が買掛先の企業からファクタリング会社に譲渡されます。
これによりファクタリング会社は債権の正式な所有者になります。
後で元の所有者が別の会社に債権を譲渡しようとしても、登記を確認すれば所有者ではないことが分かるためトラブルを回避できる仕組みです。

もし債権譲渡登記を行わなければ、ファクタリングを利用した後も債権の所有者が買掛先の企業のままになるため、ファクタリング会社は2重登記のリスクを背負うことになります。
そのため2社間ファクタリングでは債権譲渡登記が欠かせません。

アプリのファクタリングで債権譲渡登記が不要なのは、これに代わる債権譲渡を証明する仕組みがあるためです。
債権譲渡登記が不要になるので、従来のファクタリングよりも手続きが楽になっています。

支払い期限を過ぎた売掛債権も買い取ってくれますか?

支払い期限が過ぎた売掛債権は買い取ってもらえません。
支払い期限を過ぎている時点で問題を抱えている債権と判断されます。
売掛先の企業が買掛先の企業とトラブルになり、支払いを拒んでいる可能性もあるので、売掛先が信頼できる企業でも、うかつに取引できません。

ファクタリング会社は債権回収サービスではないため、回収が難しい債権の買取は難しいです。

ファクタリングをするなら信頼性の高い売掛債権を選んでください。

売掛先が支払えなくなった場合はどうなりますか?

売掛先の企業が倒産したり、資金不足に陥り支払いができない場合は契約内容によって、その後の対応が決まります。

契約書にファクタリング会社の償還請求権が記載されていれば、取引先企業に代わってファクタリングを利用した事業者が支払うことになります。

しかし、ファクタリングアプリで扱うのは主に償還請求権の無い2社間ファクタリングです。
未回収になった債権の支払いを肩代わりするよう要求されることはありません。

また、2社間ファクタリングは売掛先が買掛先に代金を支払ってから、それを買掛先の企業がファクタリング会社に納めるのが通例になっています。
支払いが無い場合はファクタリング会社に連絡して、ファクタリング会社が売掛先に請求するかたちになるので注意してください。

まとめ:ファクタリングアプリは時間に余裕のない事業者に最適な資金調達方法

まとめ:ファクタリングアプリは時間に余裕のない事業者に最適な資金調達方法
ファクタリングアプリは業者と対面せずに資金を受け取れるため、手軽に利用できます。
他のアプリと連携して書類作成を簡便にしたり、アプリから直接書類を送信できるため、従来のファクタリングサービスよりも楽に申し込めるのも魅力的です。

業務が忙しくファクタリングに興味があっても利用できなかった事業者でも、ファクタリングアプリなら余裕を持って申し込めるでしょう。

これからさらに機能が充実していく可能性を秘めたサービスなので、今のうちから試して慣れておくことをおすすめします。