2.5社間ファクタリングなら手数料を抑えて資金調達ができる?仕組みやメリットを徹底解剖

2.5社間ファクタリングなら手数料を抑えて資金調達ができる?仕組みやメリットを徹底解剖

売掛金を買い取ってもらうことで資金を調達できるファクタリング。

融資に比べて審査が甘く、資金調達のスピードも早いことから利用している企業も増えています。

ですがファクタリングでは手数料がかかり、特に売掛先にバレない2社間ファクタリングは手数料が高いのがネックになっていました。

そんな中、手数料が引き下げられ、かつ売掛先にはバレない2.5社間ファクタリングというものが登場しました。

今回はこの2.5社間ファクタリングについて詳しく紹介していきます。
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2.5社間ファクタリングってどんなサービスなの?

2.5社間ファクタリングってどんなサービスなの?
ファクタリングといえば、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類があることで知られています。

2社間ファクタリングでは売掛先の承認が必要ないので隠れて資金調達ができ、最短即日で資金調達ができるものの、手数料が高く設定されています。

対して3社間ファクタリングは売掛先の承認が必要で少し時間はかかりますが、手数料を抑えて資金調達ができました。

この両方のメリットを得られるのが2.5社間ファクタリングです。

2.5社間ファクタリングでは、売掛先に知られずに低い手数料で資金調達ができます。

売掛先には知られたくないけれども高い手数料を支払いたくないといった企業でも利用しやすいですよ。

2.5社間ファクタリングで手数料が低くなるのはなぜ?

ファクタリングでは2社間では利用者とファクタリング会社で、3社間では利用者と売掛先・ファクタリング会社の間で契約を行います。

対して2.5社間ファクタリングの場合、契約は利用者とファクタリング会社に加えて銀行口座の管理会社が間に入ります。

間に管理会社が入ることによって売掛金が回収できないリスクを軽減でき、それにより手数料が下がるのです。

なぜ銀行口座の管理会社が間に入ることで手数料が下がるのか、回収事故の可能性がなくなるためです。

売掛金を管理会社が責任を持って回収することにより、申し込みをした会社による売掛金の使い込みを防げるようになり、リスクヘッジができる分手数料を下げてもらえます。

2.5社間ファクタリングと2社間・3社間ファクタリングの比較

具体的に2.5社間ファクタリングと2社間ファクタリング・3社間ファクタリングではどんな違いがあるのでしょうか。

ここからは電ふぁくが提供している2.5社間ファクタリングを例に、2社間・3社間ファクタリングの条件と比較してみましょう。

条件 2.5社間ファクタリング 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング
手数料 1.8%~8% 10%~30% 2%~10%
振込にかかる時間 最短1時間 最短即日 3日~1週間
送金手続き 不要 必要 不要
売掛先への連絡 なし あり なし

2.5社間ファクタリングを利用する流れ

2.5社間ファクタリングを利用する流れ
2.5社間ファクタリングで資金を調達する場合、次のような流れで手続きを行います。

  1. 売掛債権が発生する
  2. ファクタリング専用口座の管理会社に登録手続きをして同意書の提出する
  3. ファクタリング専用口座を開設する
  4. 売掛金の振込先を開設したファクタリング専用口座に変更する
  5. ファクタリング会社に申し込みをして必要書類を提出する
  6. 審査を受ける
  7. 売掛金の買取代金を受け取る
  8. 売掛金の支払日に回収が行われる

このように最初にファクタリング専用口座の管理会社への登録及び口座の開設が必要ですが、後は通常のファクタリングと利用の流れは変わりません。

2.5社間ファクタリングを利用するメリット

2.5社間ファクタリングを利用するメリット
2.5社間ファクタリングを利用して資金を調達する場合、次のようなメリットがあります。

  • 手数料を抑えられる
  • 売掛金をファクタリング会社に知られる心配がない
  • 送金の手間がかからない

手数料を抑えられる

2.5社間ファクタリングの一番のメリットは、手数料を抑えられることです。

売掛先にバレない2社間ファクタリングは便利ですが、手数料が高く設定されやすいというデメリットがありました。
手数料はファクタリング会社によって違いますが、高い場合には30%近くもの手数料を取られることもあります。

もし30%の手数料を取られてしまうと、1000万円の売掛金があったとしても受け取れる金額は700万円にまで減ってしまい、一時的に資金繰りができても最終的には赤字になる恐れもあります。

対して2.5社間ファクタリングでは3社間ファクタリングと同じく10%以下で利用できることが多いので、資金調達もしやすいでしょう。

売掛金をファクタリング会社に知られる心配がない

ファクタリングを利用したことが売掛先に知られてしまうと、資金難などを疑われてしまい売掛先との関係に影響が出たり、取引を打ち切られてしまう恐れがありました。

ですが2.5社間ファクタリングでは売掛先に債権譲渡通知がいかないため、バレずに資金調達ができます。

信用を損なう心配もないため気軽に資金調達ができますよ。

送金の手間がかからない

2社間ファクタリングでは売掛先から売掛金が支払われ次第、すぐにそれをファクタリング会社に振り込まなければいけません。

そのため送金の手間もかかりますし、万が一振込が遅れてしまうとペナルティを課される恐れもありました。

対して2.5社間ファクタリングの場合は売掛先がファクタリング専用口座に振り込んでくれ、管理会社がファクタリング会社への送金を代行してくれます。
そのため送金などの手間は一切なく、自社としては買取代金を受け取って以降は特に手続きを行う必要はありません。

2.5社間ファクタリングの注意点

2.5社間ファクタリングの注意点
2.5社間ファクタリングにはデメリットもあります。

それは、まだ2.5社間ファクタリングに対応しているファクタリング会社が少ないことです。

ファクタリングといえばやはり2社間ファクタリングと3社間ファクタリングが一般的なので、2.5社間ファクタリングが利用できる会社は一部だけです。

ただし2.5社間ファクタリングに対応したファクタリング会社も増えているため、今後さらに2.5社間ファクタリングは利用しやすくなると考えられるでしょう。

まとめ:2.5社間ファクタリングなら売掛先にバレずに手数料を抑えて資金調達ができる!

まとめ:2.5社間ファクタリングなら売掛先にバレずに手数料を抑えて資金調達ができる!
今回紹介してきたように2.5社間ファクタリングは2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの良い所を両取りできるサービスです。

売掛先にファクタリングを利用したことが知られる心配がなく、手数料を低く抑えて資金調達ができるので、2社間・3社間ファクタリングでは満足できなかった企業にもおすすめです。

まだ2.5社間ファクタリングに対応しているファクタリング会社は少ないですが、今後さらに増えていく可能性も十分にあります。

資金調達の際には、ぜひ2.5社間ファクタリングの利用もご一考ください。